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Verlangen 第五話 日常の終わり、女装と用意される部屋




小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」
http://novel18.syosetu.com/n5229ct/
こちらにも投稿をはじめました。
しばらくはほぼ同時に同じ物を投稿しますが、基本的にはブログの方を先に更新するようにしたいとおもっています。

SADS


朝、翔は駅で沙紀と合流して歩き始める。

「今日の夜から連休最後日の夜までのお出かけちゃんと親に言ってきた?」
沙紀が翔に聞く。
「はい、ちゃんと言って来ましたよ。」
「よかった。これで楽しめるね。」
沙紀はそういうと、声を小さくして
「昨日はオナニした?」
「はい。一回だけ・・・。」
翔は恥ずかしそうに答える。
「そう、自由にできるはそれで最後ね・・・ふふふ」
「はい、分かりました。」
「お泊まり楽しみね・・・。凄いことになるわよ。」
その後は他愛もない話をして、学校に到着し、いつもどおりに授業は進んでいった。

翔は普通に生活していたつもりだったが、周りから見るとそわそわしているように見え、
仲の良い女子生徒からお泊りデート?と聞かれてしまうほどだった。
男子生徒は露骨に舌打ちをするなど、相変わらず、男子の中で孤立していた。

普段であれば、翔が沙紀を迎えに行くのだが、今日は沙紀にクラスに居るように言われていたため、
教室で待っていると・・・。

「翔、おまたせ~、帰ろ~」
沙紀がクラスにやってくる。
ざわざわとクラスメイトがざわつく中、
「は~い」
翔は返事をして、沙紀の方に向かう。
露骨に翔を睨みつける男子生徒もいる中
「翔くんまたね~」
「デートいいな~」
などと女子生徒に見送られて翔は教室から出た。
すると沙紀はこれ見よがしに翔の腕を取り腕を組んで歩き始めた。
「男子のやっかみも怖いね・・・。文句があるなら私に言ってこいって感じ。」
おどけた感じで、しかし、はっきりクラスの男子に聞こえるように言った。

二人は電車に乗り、二人の運命を変えた場所・・・。
そう「bar Verlangen」へと向かっていた。

「ママ、来たよ。」
沙紀は自分の家のように鍵をあけ、バーの中に入っていく。
「沙紀ちゃんいらっしゃい。翔くんもいらっしゃい。」
そういうとママは二人に烏龍茶を出す。
「ありがとー」
「ありがとうございます。」
二人はお礼をいい、烏龍茶を飲み始める。
「沙紀ちゃん、例のもの間に合ったわよ、さっき届いたから部屋においてある。」
「ママ、ありがとう~。どの部屋?」
「そっか、言ってなかったのね、601をしばらく沙紀ちゃんに貸してあげる。」
「601?あれ、601って人居なかったけ?」
「引っ越しちゃったのよ~。だから空き部屋なの。あの部屋結構改造しちゃってるから中々借り主見つからないのよね・・・。」
「完全にSMルームだもんね・・・。」
「うん、だから、貸してあげる。万が一見学が来ると困るから荷物を置くなら沙紀ちゃんのロッカーにしてね。」
「は~い」
ママと沙紀はよくわかってない翔を他所に会話を楽しみ、一段落したところで


「さて、翔、行こうか、連休最終日までの3泊4日よ。楽しみね~」
「はい、沙紀さん。」
「あ、沙紀ちゃん、無茶しちゃダメよ?楽しみすぎて壊さないようにね。」
「わかってま~す。」
翔が一瞬不安な顔をするも、立ち上げる。
「あ、そうだ6階って、表のエレベーター鍵ないと止まらないよね?」
「うん、601の人が出て行っちゃったから、鍵を持っている人も居ないから確実に止まらないよ。入れるの私と沙紀ちゃんだけ。」
「そっかー。じゃあ、裏のエレベーターから行けば、できるわね。ふふふ。翔、服脱ぎなさい。下着は着てていいわよ。」
「え・・・あ・・・はい。」
翔は不安そうにしながらも服を脱いでいく。
バシーン
「ぎゃー」
沙紀の平手打ちが翔の頬を捉える。
「遅い、早く脱ぐ。」

「はい、すみません。沙紀様。」

翔が下着姿になると
「これ着てね。」
と沙紀は翔に服を渡す。
「これは・・・。」
セクシーなネグリジェだった。
翔は一瞬躊躇したが、また殴られると思い慌てて着始める。
「そこはこっちに通すの、それからこうやって・・・」
沙紀は初めての事で戸惑う翔の着替えを手伝う。
「ありがとうございます。」
「セクシーでいいわね。」
翔は恥ずかしそうに、もじもじしている。
「翔くんは線が細いから女装も似合うわね。」
ママも翔を褒める。

「行くわよ。」
「この格好で外ですか・・・?」
「裏だから誰も来ないから。」
「え・・・でも・・・」
「全裸の方がいい?」
「すみませんでした。行きます。」
行きますとは言ったものの、おどおどとゆっくりと沙紀の後ろを付いて行く。


日常の描写が長くなりましたが、次回はエロは少ないもののかなりハードな展開です。ご期待ください。






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